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Apr 20, 2010
桜色
「世の中に 絶えて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし」在原業平 古今和歌集 春詩/伊勢物語
(この世の中に、もしも全く桜というものががなかったならば、春を過ごす人の心は、さぞのんびりと落ち着いたものであったであろうに)
「さまざまなこと思ひ出す桜かな」芭蕉
時代をこえて桜は日本人の心をゆり動かしてきました。
あなたは、今年の桜の風景を、どんな風に見て、どんなことを感じたのでしょうか。
そして、それは、どんな色として、心に残っていますか。
桜色(さくらいろ)
系統色名:ごくうすい紫みの赤 vp-pR マンセル値:10PR 9/2.5 CMYK:C 0・ M 7 ・Y 3・ K 0
紅染めの一番薄い色で、満開の山桜の花のような淡いピンクの色名。平安時代を通して最も愛好された色名で、古今和歌集にも登場する。
〜源氏物語〈花宴〉から〜 「桜の唐(から)の騎(き)の御直衣(おんなほし)、葡萄染(えびぞめ)の下襲(したがさね)裾(しり)いと長く引きて、皆人(みなひと)は袍(うへのきぬ)なるに、あざれたるおほきみ姿のなまねきたるにて、いつかれ入りたまへる御さま・・・・・・・・・」
(源氏20才、美貌と才能と父帝の限りない愛情をうけて怖いもの知らず。敵対する右大臣方に招かれていく。人々は改まった装いの中、彼は普段着にちょっと念を入れた桜襲でおしゃれをする)
桜襲(さくらがさね):表/白、裏/紅 若い人が着る色襲。唐の騎は、薄手の唐布。直衣は貴族の平常着。










