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April 20, 2010

桜色

「世の中に 絶えて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし」 在原業平 古今和歌集 春詩/伊勢物語
(この世の中に、もしも全く桜というものががなかったならば、春を過ごす人の心は、さぞのんびりと落ち着いたものであったであろうに)

「さまざまなこと思ひ出す桜かな」 芭蕉

時代をこえて桜は日本人の心をゆり動かしてきました。
あなたは、今年の桜の風景を、どんな風に見て、どんなことを感じたのでしょうか。
そして、それは、どんな色として、心に残っていますか。

IMG_0777.JPG

さくら色.jpg〜源氏物語〈花宴〉から〜

「桜の唐(から)の騎(き)の御直衣(おんなほ し)、葡萄染(えびぞめ)の下襲(したがさね)裾(しり)いと長く引きて、皆人(みなひと)は袍(うへのきぬ)なるに、あざれたるおほきみ姿のなまねきたるにて、いつかれ入りたまへる御さま・・・・・・・・・」

(源氏20才、美貌と才能と父帝の限りない愛情をうけて怖いもの知らず。敵対する右大臣方に招かれていく。人々は改まった装いの中、彼は普段着にちょっと念を入れた桜襲でおしゃれをする)

桜襲(さくらがさね) : 表/白、裏/紅 若い人が着る色襲。唐の騎は、薄手の唐布。直衣は貴族の平常着
update : Apr 20, 2010
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