color + words

home   >  color + words  >  LED

April 15, 2010

LED

trafficlight01.jpg

最近、我が家の電球も寿命を機に、1つずつLED電球に変わりつつあります。

身の周りの家電品(携帯電場、デジタルビデオ、大型ディスプレイなど)や街の至る所(道路標識、街路樹のネオン、自動車ランプなど)でもLEDを使用した風景を目にし、世界中の人々の生活に大きな変化をもたらしています。


蛍光体に続く、第4世代の明かりと言われるLED Light Emitting Diode : 発光ダイオード
直訳すると《光を発生する半導体"ダイオード"で電気を流すと発光する半導体の一種》です。

第1世代 : ロウソク ⇨ 第2世代 : 電球 ⇨ 第3世代 : 蛍光灯 ⇨ 第4世代 : LED?

私たちが色をみる条件にはがあります。
光は、自然光(太陽、稲光など)・人工光(蛍光灯、白熱電球など)の2種類に分類され、LEDは今世紀の新たな人工光源というわけです。

とは・・・電気と磁気のエネルギーが波となって空間を伝わっていく、電磁波の一種。
紫外線、赤外線、エックス線も、実は色の仲間なのです。

Color.gif

色として人が感じることが出来る波長領域の範囲は、約380〜700nm(ナノメートル)で、この範囲の電磁波を可視光、あるいは単にと呼びます。

光の色は《光の3原色:赤・緑・青(RGB)》を組み合わせてあらゆる色が作れます。
これを加法混色といいます。


何故、LEDなのか・・・

低消費電力、CO2の排出の驚異的削減。長寿命、低発熱、用途に応じた色温度の調節可能、電球は鉛や水銀を含まず環境に優しい、省スペースなどの特徴があります。

反面、暗い、高価など課題も多いのも事実。

見た目には白色光が得られますが、放射エネルギーのない領域があるため、モノの見え方が不自然になることもあります。一般的には品物を照らす照明ではなく、光を直接見せるディスプレイや、大型映像装置などに使われます。

IMG_0821.JPG

実は、基本的な原理は20世紀初頭に発見されており、1960年以降、光の3原色(RGB)のうち、赤LEDと緑LEDが最初に開発され、70年代に黄色LED、90年代には日本のメーカーによって青色LEDが開発されました。1996年には白色LEDが開発され、一般照明として開発が進むこととなりました。

赤と緑だけの発光ダイオードでは、黄色系の色しか表現出来ず、以前はテレビの操作ボタン、電子レンジの表示、駅の電工掲示板などは《赤・緑・橙》などの暖色系の単色が多かったのです。青色が加わることで、ピンク系やシアン系の色も表現でき、さらに白色も表現出来るようになりました。この3原色の琨合比で様々な色が出来るようになったのです。

最近、街の標識や自動車のランプなどがカラフルになってきたと思いませんか?

青色LEDの開発者は、現在はカリフォルニア大学サンタバーバラ校の教授、中村修二氏。数年前、青色LED訴訟としてテレビに出られていたことを思い出します。


先日の色彩学会の会議で、次回「光学五学会関西支部」の照明特別セミナー(2010年4月24日)について、興味深いお話を聞きました。

50年ぶりに、世界規模で演色性の表示基準が変わるということで、アメリカとヨーロッパの意見の食い違いあり。元気が出る光や、花を思いどおりの時期に咲かせる光、虫がよらない光のことなどです。

ここ数年で、LEDの特性を生かした製品がたくさん開発され、公共のディスプレイ、医療関係、工場をはじめ、私たち一般家庭の生活の中に確実に導入され始めました。

いつの時代も、科学の開発は人の生活が便利に快適になり、限りない可能性とともに、また生態に与える影響も多くの課題の中の1つとして残ります。

残念ながら、私は今回のセミナーは参加出来ませんが、是非お聞きしたかった内容です。

照明セミナーでは、LEDによる商品開発のお話や、元気になる光、晴天の光などが体感できるということです。

update : Apr 15, 2010
Page Top